パラ除外のロシア18日から代替大会実施を発表 禁止の国旗、国歌も使用 メダルに賞金

 ウクライナ侵攻による世界的な反発から、北京パラリンピックから除外されたロシアは、18日から中部のハンティ・マンシースクで代替大会を開催すると発表した。10日、国営通信社「タス通信」が報じた。ドミトリー・チェルニシェンコ副首相は「パラリンピック選手はロシアの誇りである。選手もファンもこの大会を大いに楽しんで、我が国を誇りに思ってもらえるように全力を尽くす」と、説明した。

 同じく除外されたベラルーシの選手団も参加するという。国際オリンピック委員会(IOC)が国際大会での使用禁止を勧告しているロシア国旗、国歌も使用される。

 クロスカントリースキー、バイアスロン、カーリング、スノーボード、アルペンスキー、スレッジホッケーの6競技を実施する予定。金メダルには400万ルーブル(398万円)、銀メダルには250万ルーブル(248万円)、銅メダルには170万ルーブル(169万円)が贈呈される。

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