高梨沙羅がW杯出場へ 2日のリレハンメル大会で復帰 北京五輪団体戦失格後の初試合
全日本スキー連盟は2日、スキージャンプ女子の高梨沙羅(25)=クラレ=が同日(日本時間3日未明)に行われるW杯リレハンメル大会の個人ラージヒルに出場すると発表した。北京五輪後の初の試合となる。
高梨は2月7日に行われた北京五輪混合団体で1本目のジャンプがスーツ規定違反により失格に。競技終了後、自身のインスタグラムに「私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実」と、メダルを逃したことへの悲痛な謝罪文を投稿し、進退を検討する可能性まで示唆していた。
同月13日の日本選手団の中間会見で、原田雅彦総監督はすでに中国を離れ、渡欧したとし「チームのみんな、国民の皆さまに励まされて、元気になった。W杯に出場し、元気な姿をみせたいと思っていると思う」と、W杯への出場意欲を示していると明かしていたが、全日本連盟は高梨の今後の大会出場について「未定」としており、W杯再開初戦だった2月下旬のヒンツェンバッハ大会は欠場していた。





