新大関御嶽海 コロナ復帰明けでも「不安はない。どうにかなる。どうにかさせます」

 稽古をする御嶽海(日本相撲協会)
 稽古する御嶽海(日本相撲協会)
 ダンベルを持ってすり足をする御嶽海(日本相撲協会提供)
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 大相撲春場所(13日初日、エディオンアリーナ大阪)に新大関として臨む御嶽海(出羽海)が2日、都内の部屋で稽古後に報道陣の電話取材に応じ、「イメージは持てているし、不安はあまりない」と、調整に自信をのぞかせた。

 この日は四股など基礎運動を重点的に行い、立ち合いの確認を約20分。「明日、あさってぐらいから下の子と相撲が取れたら」と、見通しを話した。

 初場所優勝後の1月31日に新型コロナ感染が判明。1週間余り入院したが、熱もすぐ下がり「逆に場所後の1週間はバタバタして、休みを味わえなかった。プラスに捉えないと」と割り切って休養に専念。動画配信サービスでドラマや映画を見て過ごすと、食事も「どこまでやせるかな」と病院食3食のみで、退院時に6~7キロ減の164キロまで体重も落ちたという。

 3週間近くまわしをつけなかったのは「小1から相撲をやってますけど初めて」。それでも「不安はそんなにない」と言い切った。療養中はできなかった基礎運動をいつもより多めにして「筋肉も体重もちょっとずつ増えてきた」と回復はプラン通りの様子。これまでも前向き思考で道を開いてきた新大関は「どうにかなります。どうにかさせます」と力強く言い切った。

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