【北京共同】北京冬季パラリンピックの聖火の「採火式」が2日、北京市北部にある万里の長城の観光スポット「八達嶺」などで行われた。コロナ対策のため、聖火関連行事やリレーは、各競技会場がある北京中心部と北京北部延慶、河北省張家口の三つのエリアで、開幕までの3日間だけ実施。北京五輪と同様に、全国各地には巡回しない。感染対策のため、沿道などでの自由な観覧を規制する。
中国メディアによると、2日午前、八達嶺の他、北京の視覚障害者学校など8カ所で採火。2日午後に北京の天壇公園で、パラ発祥の地とされる英国ストーク・マンデビルで採火した炎と一つにする「集火式」を行う。