新関脇の若隆景 元小結の祖父超え「自分の中では大きいかな」

 大相撲春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付が28日、発表された。新関脇の若隆景(荒汐)は都内の部屋でリモート会見。「素直にうれしいです」と喜びを語った。

 祖父は元小結の若葉山。憧れの存在だっただけに「小結を1つの目標にしてきた。その番付を超えられたのは、自分の中では大きいかな」と明かした。

 新関脇の阿炎、小結の隆の勝も同じ1994年生まれ。「やっぱり同世代の力士は気になる。負けられないと思って頑張っていきます」と対抗心を口にした。

 福島県出身の新関脇は、玉乃島(現放駒親方)以来18年ぶり。春場所の初日2日前には、東日本大震災から11年となる。「福島に少しでも活躍を届けられたら。去年10年の節目という場所で三賞をいただけた。今年もまた活躍できるように頑張りたい」と故郷を元気づけることを誓った。

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