大関正代ら新たにコロナ感染 初場所後の累計感染者252人に

 日本相撲協会は9日、大関正代ら関取9人、陸奥親方(元大関霧島)ら親方11人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。8日に全協会員(約900人、幕下以下力士ら含む)対象の一斉PCR検査を実施。5~8日にかけて48人が陽性と判定され、初場所後に確認された累計感染者数が252人となったことも発表した。

 現在、各部屋では国や保健所の要請に準じた隔離を実施。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「(252人には)入院して退院した者、無症状者もいっぱいいる。主には発熱とか、喉の痛みがほとんど。重症者は誰もいません」と説明した。

 春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の観客数などの開催要項は、現時点で変更はない。芝田山部長によると、感染者が出た場合の隔離期間など、専門家の指導を元に場所に向けた対策を検討中。場所前の合同稽古は行わない。

 角界では先月31日に新大関御嶽海の感染が判明。その後も横綱照ノ富士、大関貴景勝らが感染し、6日の日本大相撲トーナメント、11日のNHK福祉大相撲が中止となった。

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