高梨沙羅が北京入り 厳重空港検査に「大変さ感じるも」開催に感謝「いよいよ始まる」

 中国河北省張家口の選手村に到着した高梨沙羅(左から2人目)=1日(共同)
 中国河北省張家口の選手村に到着した高梨沙羅
 13年夏(左)と21年秋の高梨沙羅
3枚

 スキージャンプ女子の18年平昌五輪銅メダリストの高梨沙羅(クラレ)が1日、4日に開幕する北京五輪に向けて現地入りし、日本オリンピック委員会(JOC)を通じて、コメントを発表した。

 コロナ禍の中での厳重な空港での検査に「やはりこのコロナ禍で予想はしていましたが、空港での検査の過程も多く大変さは感じました」としつつ「ただ、それだけ安全にオリンピックの開催をしてくれているという思いです」と、安全な開催に感謝。これが3度目の五輪。悲願の金メダルの期待が懸かる中「現地入りし、いよいよ始まるという気持ちで身の引き締まる思いです。体調もとくに問題なく、まずは2月3日の1回目の公式練習に合わせていきます」と、気合十分。「初めてのジャンプ台ではありますが、昨年より欧州において同様のプロフィールのジャンプ台を利用しての練習を多く取り入れているので、公式トレーニングではジャンプ台の確認というよりも、気象条件(気温、寒さ、風)の確認をし、それに合わせたコンディショニングやウォーミングアップの準備をして、本番に備えたいと思います」と、適応に自信をみせた。

 ジャンプ女子ノーマルヒルは開会式翌日の2月5日に行われる。

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