新十両の熱海富士、出身地を訪問 「熱海のおかげ」と19歳の大器

 大相撲春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)での新十両昇進を決めた熱海富士が31日、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)とともに出身地の静岡県熱海市の斉藤栄市長を表敬訪問し「熱海の皆さんのおかげだと思う。熱海を盛り上げられるように頑張っていく」と報告した。

 静岡・飛龍高から2020年11月場所で初土俵を踏み、19歳の大器は所要8場所のスピード出世で将来が期待されている。熱海市では昨年7月に大規模土石流が発生。新型コロナウイルス禍も長引く中で明るいニュースを届け、斉藤市長は「熱海の希望の星。けがに気を付けて、横綱を目指して」と飛躍を願った。

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