福島千里が現役引退「充実した競技生活」今後はセイコーアンバサダーに

 08年北京大会から3大会連続で五輪出場した福島千里(33)=セイコー=が29日、オンラインで現役引退会見となる「セイコースマイルアンバサダー(スポーツ担当)就任会見」を行った。今後はセイコーとアンバサダー契約を結び、次世代育成に貢献していく。

 福島のコメントは以下の通り。

 「この度、現役を引退することを決めました。これまで支えて下さった、指導者の方、トレーナーさん、家族、友人、チームメート、会社の方々、スポンサーさん、ライバルのみんな、そして応援してくださった全ての方々に感謝申し上げます。

 小学4年から陸上競技をはじめ、昨年で23年の時が経ちました。夢であった五輪に3度出場することができました。4度目となる東京五輪を目指す数年間は苦しいシーズンもありましたが、日々、新しい感覚との出会いや、課題と向き合い、充実した競技生活を送ることができました。

 今後も陸上競技を通してさまざまな活動を行っていきたいと思います。走るということはたくさんのスポーツに関わることなので、競技の枠を越え、私自身が今まで培ってきた経験などで次世代のアスリートのお役に立てるとうれしいです。

 競技生活は終わりますが、これから始まるセカンドキャリアも私らしく走っていきたいと思います。お世話になった皆様、本当にありがとうございました」

 福島は100メートルで11秒21、200メートルで22秒88の日本記録を持ち、日本選手権は100、200メートルでともに8度優勝を果たしたレジェンド。近年は両足のアキレス腱痛に苦しんでおり、東京五輪の出場は逃していた。昨年9月の全日本実業団対抗選手権で昨季を終え、進退については「終わったばかりなのでゆっくり考えたい」と話していた。

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