村元・高橋組“かなだい”2位好発進! 開始直後に転倒も、切り替え 四大陸選手権RD

 アイスダンスRDで演技する村元哉中(左)、高橋大輔組(AP=共同)
 アイスダンスRDで演技する村元哉中(上)、高橋大輔組(AP=共同)
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(20日、タリン)

 リズムダンス(RD)が行われ、村元哉中、高橋大輔組(関大KFSC)は72・43点で表彰台圏内の2位発進した。首位とは8・19点差につけた。

 演技開始直後、村元の足の下を高橋がくぐる際に体がぶつかり、体勢を崩した村元が転倒。その後は気持ちを切り替え、大きなミスなく演じきり「ソーラン節」を世界の舞台で表現した。

 高橋は転倒について「僕が一歩出遅れた分、潜り込むタイミングが合わず、哉中ちゃんの足を上げてしまって転倒してしまった」と説明。村元も「ちょっとしたタイミングのズレ」と無念の表情で振り返った。

 それでも、村元は「演技が終わった後にレベルの評価をすぐチェックできたけど、結構取れていて。国際的にレベルが取れるのは、世界と戦えるんだなって感覚がある」と前向き。高橋も「この経験を次につなげられたら」と話した。

 村元・高橋組は昨年12月の全日本選手権(埼玉)で2位。北京五輪出場は逃したが、3月の世界選手権(モンペリエ)代表に決まっている。

 フリーダンスは21日(日本時間22日)に行われる。

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