ショートトラック24年ぶりメダルへ 吉永一貴「100%出し切ればいける」

 ショートトラック北京五輪代表が15日、長野県南佐久郡で練習を公開した。日本は個人種目のほか、男子5000メートルリレー、混合2000メートルリレーの出場権を持つ。男子エースの吉永一貴(22)=中京大=はリレー種目について「100%出し切れれば、メダルに行けるという感覚がある」と24年ぶりのメダル獲得を誓った。

 新年を迎えた再集合の日、吉永はメンバーへ「メダルを取りに行こう」と呼びかけたという。「今日もすごく追い込まれた練習だったけど、そういう中で(メダルが)道しるべになれば」。全員が共通の目標を持つことでより高みを目指す。

 18年からヘッドコーチを務める、10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銀メダルの長島圭一郎氏(39)はメダリストとしての経験や知見をショート界に落とし込み、改革を担ってきた。そんなヘッドへ、選手は「メダルを掛けたい」と口をそろえる。

 吉永も「メダルを取る姿を見せたい」。リレー種目で98年長野五輪以来のメダルを-。視線がそろった今こそ、歴史の扉を開ける。

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