内村航平 引退決断も一日一食を継続 会見前は水のみ「そもそも勝負と思ってない」
体操男子・内村航平(33)=ジョイカル=が14日、都内で引退会見を開いた。
体操男子個人総合で五輪・世界選手権を合わせ8連覇を成し遂げた“絶対王者”。ストイックに競技人生を送ってきたことでも知られるが、今でも“一日一食”生活を続けていることが明かされた。 これまで大好物として公言してきた「ブラックサンダー」に関する質問に、「ブラックサンダーは勝負飯ではない。おかしですから。飯じゃないです」と笑顔。会見は午前10時から始まっていたが、「今日の会見はそもそも勝負と思ってない。そもそも、一食しか食べないので食べてない、朝。水ですね。勝負水です。勝負水でやらせていただいています」と明かした。
内村はかつて、イベントで“一日一食”生活に触れて「皆さんはあまり真似しないほうがいい」と忠告したうえで、食べるのは夜だけ、1日の摂取カロリーが1000キロちょっとだったと明かしていた。練習前に食べると「やる気がなくなってしまう」という。