冨田るき「やっと自分のやりたい滑りができた」姉・せな超え 涙の初V

 「スノーボード・W杯・ハーフパイプ」(8日、マンモスマウンテン)

 女子は20歳の冨田るき(チームJWSC)が89・40点でW杯初優勝した。姉の冨田せな(アルビレックス新潟)も3位に入った。

 価値ある1勝だ。冨田るきは北京での冬季五輪初出場に大きく前進。目からは自然とうれし涙がこぼれ落ち「悔し泣きをしていたときもいっぱいあるが、やっと自分のやりたい滑りができた」と充実感に浸った。

 姉のせなが暫定1位で迎えた2回目。「バックサイド900(進行方向とは逆向きに踏み切る横2回転半技)をしっかりと決めることが目標」との言葉通り、序盤で決めて勢いづく。最後に「フロントサイド900」に挑み、1回目から1回転増やした技を見事に成功。姉を上回り、世界選手権を2度制した蔡雪桐(中国)も振り切った。

 今大会は平昌五輪女王のクロイ・キム(米国)らが不在で強敵は少なかったが、姉よりも先に頂点に。「やっと(姉に)勝てたのですごくうれしい」と、目を輝かせた。

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