ラグビー東葛の選手逮捕 協会の森会長が謝罪「教育と対策が不十分であった」

 ラグビー・新リーグのリーグワンは2日、東葛(旧NEC)のWTBブレイク・ファーガソン(31)が昨年12月30日に違法薬物所持の疑いで逮捕されたことを受けて声明を発表した。

 東海林一専務理事は「この度の事案は、リーグワンおよびラグビー界にとって大変遺憾な出来事であり、事態を厳粛に受け止めております。ファンの皆さま、並びに関係者の皆さまに心よりお詫び申し上げます。リーグは2021年12月30日にクラブからの報告を受けたのち、関係各所と事実関係の確認を進めている段階です。今後の対応は速やかに決定し、お知らせいたします」とコメント。

 日本ラグビー協会の森重隆会長は「この度のジャパンラグビーリーグワン所属選手の逮捕により、皆様にご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを、日本ラグビー界を代表して深くお詫び申し上げます。当協会では平素より、コンプライアンスを遵守しインテグリティを追求することをラグビーの根幹をなす極めて重要な柱と位置づけ、教育と対策に取り組んでおります。

 しかしながらこのような問題が生じましたことは、ラグビー界全体での教育と対策が不十分であったことと真摯に受け止め改善に努める所存です。本件に関しましては事実が明らかになり次第、当協会の規程に則して厳正に対処いたします。また、関連する当協会の諸規定と併せリーグワンをはじめ加盟団体の諸規定の整備・見直し等を通じて、日本ラグビー界全体でのコンプライアンス遵守とさらなるインテグリティ追求に向けた指導を徹底してまいります」とした。

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