高木美帆 3冠&姉妹五輪決定で二重の喜び 北京での“共闘”心待ち

 「スピードスケート・北京五輪代表選考会」(31日、エムウェーブ)

 女子1500メートルは、すでに同種目での出場権を確実にしていた高木美帆(27)=日体大職=が優勝、高木菜那(29)=日本電産サンキョー=は2位に入り、北京五輪代表に決まった。

 二重の喜びがこみ上げた。ゴール直後は目標の1分53秒台に「よしよし」とガッツポーズ。少し遅れて姉菜那の五輪決定が分かり、感慨があふれた。今大会3冠を達成したが「自分より、姉が最後の1枠をつかみ取ったことが今回に限ってはうれしかった」。2大会連続の姉妹五輪。抱擁し、喜び合った。

 序盤が速い小平と「接戦で700メートルの通過まで行こうとトライした」と高木美。小平の存在は「ナショナルチームの中長距離にとって大きかった。負けたくない、小平選手より速く滑りたい気持ちを私は感じていた」と言う。「これから世界に向かう上で心強いチームメート」と高木美。姉と、ライバルとともに。北京での“共闘”を心待ちにした。

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