帝京大76得点52点差圧勝 4年ぶり日本一へ、上山ゲーム主将「次も必ず勝つ」

 同大に勝利して準決勝進出を決め、喜ぶ帝京大フィフティーン=秩父宮
 帝京大-同大 前半、突進する帝京大・江良(中央)=秩父宮
 帝京大に敗れた同大フィフティーン=秩父宮
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 「ラグビー・全国大学選手権・準々決勝、帝京大76-24同大」(26日、秩父宮ラグビー場)

 対抗戦全勝優勝の帝京大が圧勝で準決勝進出。9連覇した2017年以来の優勝へまた一歩近づいた。準決勝は京産大と対戦する。

 前半は3分のロック青木恵斗のトライを皮切りに、WTB高本とむの2トライなど、前半だけで7トライを量産。同大の反撃を1トライに抑えて45-5で折り返した。

 後半も攻撃の手を緩めず、ナンバー8奥井章仁が2分、13分、27分とハットトリックを挙げる活躍。3トライを許しながら5トライを挙げて点差を広げた。

 18年以降は大学選手権で4強、3回戦敗退、4強に終わった帝京大。覇権奪還へすさまじい破壊力を見せつけた。

 フランカー上山黎哉ゲームキャプテンは「入りの部分から100%出し切ろうと話して試合に入りました、いいプレーもありましたがスキもあったのでそこを修正して次に臨みたい。今までやってきたことをもう一度レベルアップして大学選手権に出ようとやってきた。次も必ず勝って目標の日本一に向けて頑張っていきたい」と誓った。

 岩出雅之監督は「きょう勝たせて頂けないと次のステージにいけない。しっかり出しきろうとした。成長したと思う。甘い点もありましたが。けが人も出たしシーズンの中で着手していないこともあったので総合的にやってきた。ベスト4しっかりと勝ち上がって、まずは決勝のステージに上がれるように全力で頑張っていきたい」と話した。

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