羽生、新SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」を初披露 清塚信也氏が編曲

 公式練習でジャンプの着氷を決める羽生(撮影・堀内翔)
 練習中にリラックスした表情を見せる羽生(撮影・堀内翔)
 羽生の公式練習(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・全日本選手権」(24日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)へ向けた公式練習が行われた。ソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(27)=ANA=は新SP「序奏とロンド・カプリチオーソ」を初披露した。

 ピアニストの清塚信也氏が編曲したピアノバージョン。冒頭のジャンプは4回転サルコー。流れるように着氷した。続く連続ジャンプはトーループに挑んだがパンク。悔しそうに演技を中断し、ミスが起きた箇所の氷に触れた。最後のジャンプはカウンターからのトリプルアクセル(3回転半)。着氷が少し詰まった。その後は力強いステップを見せ、片手を突き上げフィニッシュポーズを決めた。

 曲かけ後は、プログラムを繰り返し“脳内再生”し、流れを確認。3つのジャンプを全て着氷させた。

 「羽生結弦っぽい表現、羽生結弦にしかできない表現のあるSPが、どんなものがあるかなと思ってずっと探していた」と話していた、このSP。男子SPは、16時22分開始。4組4番目24番滑走の羽生は、19時42分ごろ登場予定。

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