パナソニック TDパス2本で第4Q逆転勝利 ライスボウルは富士通と対決
「アメフト・日本社会人Xリーグ・準決勝、パナソニック38-31IBM」(12日、ヤンマースタジアム長居)
2試合が行われ、パナソニック(リーグ1位)がIBM(同4位)に38-31で競り勝ち、富士通(同2位)はオービック(同3位)を17-10で下した。勝った両チームは、来年1月3日に東京ドームで開催される日本選手権、ライスボウルで対戦する。同ボウルは昨季まで社会人王者と学生王者が対戦したが、今季からXリーグの決勝戦を日本選手権として実施する。
前半は最大14点差を追いつかれ、後半の第3Qには7点をリードされたパナソニック。徹底的にランを警戒した相手守備に手を焼いたが、第4Qにパス攻撃で打開。QBアンソニー・ローレンスからWR木戸崇斗への2度のTDパスなどで、試合をひっくり返した。「強みはランプレーだが、パスユニットもトップレベルだと自信を持ってやりました」と木戸。6年ぶりのライスボウルへ「挑戦者として立ち向かっていきたい」と話した。