東京五輪柔道女子52キロ級金メダルの阿部詩(日体大)が9日、東京都内で美容関係のイベントに出席し「最高の1年で締めくくることができそう。苦しくつらい日々もあったが、最後は笑って終われそう」と語った。今年の漢字一文字には「笑」を挙げた。
五輪では男子66キロ級で兄の一二三(パーク24)と同じく頂点に立った。この日は兄妹ともに「勝負カラー」という赤色を基調とした着物風の衣装で登場。「五輪後初めての試合が2022年には待っていると思う。さらに進化した阿部詩を見てもらえるように努力していく。21年を超える年にしていきたい」と抱負を述べた。