早大、明大を下して対抗戦2位に 大田尾監督「見ていて楽しい」

 早大に敗れ、肩を落とす明大フィフティーン(手前)=秩父宮
 前半、独走してトライを決める早大・宮尾=秩父宮
 前半、トライを決めた早大・宮尾(中央手前)を祝福する河瀬(同奥)ら=秩父宮
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 「関東大学ラグビー、早大17-7明大」(5日、秩父宮ラグビー場)

 早大が対抗戦での早明戦で3年ぶりの勝利を収めた。すでに優勝を決めている帝京大にともに敗れており、最終順位は早大が2位、明大が3位となった。

 試合はロースコアで進んだ。早大は開始早々にトライを許したが、前半10分には反撃に出た。SO伊藤大祐(2年)のPGで3点を返すと、同24分にSH宮尾昌典(1年)のトライで逆転。キックも決まり10-7とリードを奪った。

 10-7で折り返すと後半もスコアは大きく動かず。同37分になり早大がトライを決めて17-7とした。主将のCTB長田智希(4年)が慶大戦(11月23日、秩父宮)での負傷により欠場したが、一丸で勝ちきった。試合後に長田は「試合のテーマはバトルで一人一人よく戦ってくれた」と仲間をたたえた。

 大田尾竜彦監督も「課題はあるが、全員で補い合いながらいく姿を見ることができたのが収穫。見ていて楽しいなと思いました」と振り返った。

 全国大学選手権では26日の準々決勝で再戦する可能性もある。ゲームキャプテンを務めたプロップ小林賢太(4年)は「細かなミスは日本一に向けて修正していかないといけない」と見据えた。

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