川内優輝 ラスト福岡に涙「人生にとっては次に繋がる」左膝負傷で2カ月前は松葉杖も

 ラストスパートする川内優輝
川内優輝
 優勝したマイケル・ギザエ(代表撮影)
3枚

 「福岡国際マラソン」(5日、平和台陸上競技場発着)

 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は2時間11分33秒で12位だった。

 1947年の初開催から75回目となった伝統のレースも今大会が最後の開催。12度目の福岡となった川内は、最後は競技場内で魂のラストスパートをみせた。「自分の人生にとっては次に繋がる走りができた。沿道からは“最後だぞ”、“今までありがとう”という思いがとんでいた。この大会がなくなっちゃうのは残念だなと。最後福岡を走れてよかった」と、自身を育ててくれた大会を思い、涙した。

 9月の練習中に左ひざのじん帯を損傷。当初は松葉杖が必要な程の状態。自身のフェイスブックでは「1キロ歩くのに20分以上かかりました」と記すほどだったが、わずか2カ月で驚異的な走りをみせた。テレビ解説を務めた日本陸連の瀬古利彦副会長も「競技場に入ってからは1番速い」と、舌を巻いていた。

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