18年覇者の壷井達也は2位 フリーで逆転許し「今の自分の力」

 「フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権」(21日、名古屋市ガイシプラザ)

 男子フリーが行われ、18年の覇者でショートプログラム(SP)首位の壺井達也(18)=神戸大=フリー2位の146・55点、合計227・60点で総合2位。4回転2本を成功させたSP7位の三浦佳生(16)=東京・目黒日大高=に逆転され「今の自分が出せる力を出し切っての2位だったので、根本的な実力を上げていかないといけない」と振り返った。

 大きな収穫もあった。冒頭の4回転サルコーはステップアウトしたが、「試合で4回転を立つことができたのは初めて」と手応えを感じた。また、そこからはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)などすべてのジャンプを成功させた。

 出身の愛知県から今春、神戸大への入学で拠点を移した。「これまでは親のサポートを受けながらスケートをしてきたが、ひとり暮らしを始め、練習スケジュールや大学の授業など自己管理能力が変わった」と精神的に自立した。また「大学ではスポーツ科学を専攻しており、学業とスケートは全然切り離していない。スケートの練習で勉強をおろそかにする考えはなく、勉強することでよりスケートに磨きがかかるんじゃないかと思っている」と文武両道を貫く。

 12月の全日本選手権(埼玉)では「4回転サルコーをSPから組み込む予定。ショート、フリーともに決めて、その先の世界ジュニア選手権(来年3月、ブルガリア)につなげたい」と未来を見据えた。

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