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正代“ご当所”で波乗り3連勝 白鵬も恐れた馬力復活!若隆景を3秒3完封

 若隆景(左)を押し出しで下す正代(撮影・高部洋祐)
 若隆景を下した正代(撮影・高部洋祐)
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 「大相撲九州場所・4日目」(17日、福岡国際センター)

 大関正代が平幕若隆景を押し出して2日目から3連勝と波に乗ってきた。苦手な相撲巧者を圧力で完封。2年ぶりの九州場所で、故郷熊本では連日、花火が打ち上げられ大盛り上がり。“ご当所V”へ、24日に大応援団も駆け付け馬刺しを差し入れる予定だ。一人横綱照ノ富士は阿武咲をきめ出して無傷の4連勝。大関貴景勝、関脇御嶽海も全勝を守った。

 最強横綱白鵬すら恐れた正代の馬力が完全に戻った。過去2勝3敗だった若隆景を立ち合い一発ではじく。相手の巧みなおっつけをはね上げ一気の出足。3秒3で完封した。

 「圧力をかけられて良かった。間合いの取り方がつかめている」と手応え。初日こそ黒星を喫したが3連勝と勢いが加速してきた。

 優勝した2020年秋場所、立ち合いの破壊力は誰も止められなかった。元横綱白鵬(間垣親方)が引退後、テレビ出演で証言した。

 物議を醸した名古屋場所14日目、大きく下がって仕切った理由を「正代関の立ち合いは私にはできない強み。残す自信がなかった。そこで立ち合いで当たらないことを選んだ」と明かした。正代は「光栄です」と感激し今場所の自信になった。

 地の利も後押しする。大関として初の凱旋となるご当地の九州は、十両優勝に敢闘賞2回と好相性。出身の熊本県宇土市では連日、花火が上がり、この日は最多8発の大盤振る舞い。11日目にはバスを貸し切り、両親も含め36人が応援に駆け付ける。

 地元後援会の金田光生会長も気合が入る。「馬力を付けてもらわんと」と、熊本名産の馬刺しを10キロドーンと正代に届ける予定だ。

 場所前、正代は「優勝するんだったら地元」とV2宣言した。有言実行。1差で食らい付き、地元パワーで逆転を目指す。

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