「フィギュアスケート・ＮＨＫ杯」（１４日、代々木第一体育館）

　エキシビションが行われ、女子２位の河辺愛菜（木下アカデミー）は韓国ドラマ「愛の不時着」の「Ｆｌｏｗｅｒ」を演じた。

　パープルの衣装で登場した河辺は、女性ボーカルの柔らかい歌声に合わせてしっとりとした演技を披露。中盤の３回転サルコーは転倒したが、しなやかな表現で魅了し、会場から大きな拍手を浴びた。

　ＳＰでは冒頭のトリプルアクセル（３回転半）を成功。ＳＰと合計点で、自己ベストを更新した。演技後には「この大きな舞台で、すごい緊張する中で演技ができた。全日本まで、もっともっと自信をつけられるように練習を重ねたい」と話していた１７歳。その大きな瞳は、来年２月の北京五輪を見据えている。