男子が女子4回転時代に思うこと 宇野「リスクは伴うのかな」「ケガは本当につらい」
「フィギュアスケート・NHK杯」(12日、代々木第一体育館)
女子も4回転ジャンプを跳ぶ構成が当たり前になってきている今、それより一足早く4回転を跳び始めている男子選手はどう見ているのか。
エールを求められた宇野昌磨は「もちろん男子の方がジャンプの発展、技術の発展は早かったと思うが、女子のトップを見たら僕たちと同じ構成なのでエールを言える立場にない」と語る。
その一因を「トルソワ選手が後半にルッツを跳んだりして軽々まとめていたし、エールを送ってもらうのは僕側」と苦笑まじりに明かしたが、男子選手の方が一般的に物理的な力があるため、「女子よりケガはしにくい」とも考えている。
高さ、速さ、回転力と、ジャンプの回転数が増えるほどに踏み切りと着氷で足に加わるエネルギー量は増える。それだけ負傷するリスクも増大してしまう。
宇野は「技術の発展とともに大きなリスクは伴うのかなと思う。みんながベストな状態で、大きい目で見てスケートを楽しかったなと思って引退してほしいなと願っています。ケガは本当につらいので」と実感を込めて語った。
同じ質問は会見で他の上位選手にも投げかけられた。2位のビンセント・ゾウ(米国)は「女子がやっているいことはすごい。頑張ってほしい」。3位のチャ・ジュンファン(韓国)も「女子の競技を見ていると学ぶところがある」と口にしていた。
