フィギュア “りくりゅう”が好調アピール 験のいいNHK杯でGPファイナル視野
「フィギュアスケート・NHK杯」(12日開幕、代々木第一体育館)
公式練習が11日に行われ、10月のスケートアメリカで日本人ペアとして初の表彰台となる2位に入った三浦璃来、木原龍一組(木下ク)が最終調整。スロージャンプでの3回転ルッツや安定したリフトを見せ、好調ぶりをアピールした。
練習後に三浦は「前回は大きなミスは少なかったが、レベルの取りこぼしが目立った。なぜレベルを落としたのかチームで話し合って改善してきた」と説明。「スケートアメリカを超えられるように頑張りたい」と意気込んだ。
昨季の世界選手権で10位と躍進し、「りくりゅう」としてファンに愛される2人にとって、NHK杯は縁の深い大会だ。19年大会はペアを結成してたった3カ月で5位に入った。ともに別のペアでの経験があったが、この2人だからこその相性のよさを示す結果だった。
「このまま続ければ世界のレベルに追いつけるかもしれないと思った」と木原。コロナ禍で「昨年は試合がなくなり、自分たちの価値がわからなくなった」と不安もあったが、「今年は早い段階から試合に出場させてもらって自分たちの自信が取り戻せている」と手応えを感じている。
前戦では、自己ベストを更新する合計208・20点をマーク。世界トップと戦うことが難しかった日本勢のペアが、今大会の結果次第で上位6組のGPファイナル(12月9~11日・大阪)を視野に入れている。「米国での自分たちに勝てるようにしたい。208点を上回って209点を出せるように2人で頑張りたい」と木原。三浦も「先々のことを考えると足もとが見えなくなる。今できることを最優先で頑張りたい」と力強く語った。
