日本陸連は１０日、オンラインで理事会を開催し、２０２４年パリ五輪のマラソン代表選考会として２３年秋に「マラソングランドチャンピオンシップ」（ＭＧＣ）を実施することを決定した。開催日や開催地は調整中という。

　同方式は東京五輪の代表選考で採用。“一発勝負”のため選考基準が明確で、選手、指導者が納得でき、ファンにとっても理解しやすいということで好評だった。

　ＭＧＣ進出を懸けた指定競技会（ＭＧＣチャレンジ）は新設された「ジャパンマラソンチャンピオンシップ（ＪＭＣ）シリーズ」の福岡国際マラソン（１２月５日）から開始。順位や記録など、一定の基準を満たした選手がＭＧＣへの出場権を獲得する。進出条件の詳細は今月中にも決定する。