スピードスケート 選手4人が新型コロナ感染 五輪出場枠かかるW杯へドイツで合宿中

 日本スケート連盟は9日、スピードスケートの海外合宿中に選手4人、スタッフ6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 ワールドカップ(W杯)第1戦(12日開幕、ポーランド)へ向けて、選手22人とスタッフ13人は10月末からドイツ・インツェルで合宿を実施。ポーランドへの入国48時間前と合わせて4、5、7日の3度PCR検査を実施したところ、選手4人、スタッフ6人の陽性が判明したという。陽性者はドイツ保健当局の指示に従い、現地で7日間の隔離措置となる。

 日本スケート連盟は「今後、更なる感染防止策を講じ慎重に活動して参りますが、陰性者は計画とおりワールドカップ第1戦に参加する予定であります」としている。

 スピードスケートでは、今週末から12月にかけて行われるW杯4大会の成績によって男女各最大9の出場枠を獲得可能。また、W杯4大会で日本連盟が定める成績を満たした選手は、早期に代表入りが決まる可能性もある。残る出場枠は代表選考会(12月、長野)の成績などで決まることになっている。

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