スポーツクライミング 五輪銀メダルの野中生萌、パリ五輪視野「次も取りたい」

 日本山岳・スポーツクライミング協会は5日、都内で東京五輪の表彰式を行い、女子で銀メダリストの野中生萌(XFLAG)に報奨金200万円、銅メダリストで現役を引退した野口啓代さん(Team au)に報奨金100万円を贈呈した。

 東京五輪から約3カ月が経ち、野中は「いろいろな賞をいただく機会があって、この結果を残せてよかったなと、改めてホッとした気持ちと嬉しい気持ちでいっぱい」と笑顔。3年後のパリ五輪に向けては、実施種目がボルダリングとリードの複合種目と、スピードの単種目に変更されるため「戦略も少し変化は出てくるかな」としつつ「東京五輪に出てメダルを勝ち取ったからこそ次も取りたいという思いがさらに出てきている」と2大会連続の表彰台に意欲を示した。

 また、東京五輪で現役を引退した野口さんは「五輪が終わってからはありがたいことにメディアのお仕事だったりクライミングを普及させるような活動をやらせていただいていて、結構忙しく過ごしています」と話し、今後は「違った観点から今頑張っている選手の魅力を伝えたり、もう少し落ち着いたらクライミングを始めた子どもたちや、五輪を目指す選手たちの指導であったり、ゆくゆくは大会を開催したりしていきたい」と展望を語った。

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