山本草太「立て直せたのは成長」、田中は「良くないところがそのまま出た」 男子フリー・スケートカナダ

 男子で7位の山本草太のフリー=バンクーバー(ISU提供・ゲッティ=共同)
 男子で7位の山本草太のフリー=バンクーバー(ISU提供・ゲッティ=共同)
 男子で7位の山本草太のフリー=バンクーバー(カナディアンプレス提供・AP=共同)
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 「フィギュアスケート・スケートカナダ」(30日、バンクーバー)

 男子フリーが行われ、日本勢はショートプログラム(SP)7位の山本草太(中京大)がフリー146・96点、合計225・74点だった。田中刑事(国際学園)はフリー143・37点、合計222・20点にとどまった。

 山本は、冒頭の4回転トーループが2回転になると、続く4回転トーループは転倒。その後は演技を立て直したが、得点は伸ばせなかった。

 「気持ちはすごく上げてフリーに臨めたけど、不安はどうしても全て払拭はできず。前半2つのジャンプは、少しそこの調整が不足していた」と振り返ったが「以前ならそこから崩れていたけど、後半立て直せたのは成長」とうなずいた。

 田中は冒頭の4回転サルコーが2回転になるなどミスが続き「昨日と同じように良くないところがそのまま出たフリーだった」と反省。「良くない感覚の積み重ねがこうしてプログラムにまとまって出ると、納得の演技とはほど遠くなってしまうので。1つでも不安要素をなくして次の試合に臨みたい。やっぱり練習から不安要素をなくすのが大前提。まずそこから始めないと」と冷静に受け止め今後を見据えた。

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