三浦・木原組が快挙の2位!「信じられない」GPシリーズ日本人同士ペア初表彰台

 ペアで2位の三浦(上)、木原組のフリー=ラスベガス(AP=共同)
 ペアで2位の三浦(上)、木原組のフリー=ラスベガス(AP=共同)
 ペアで2位の三浦(上)、木原組のフリー=ラスベガス(ゲッティ=共同)
3枚

 「フィギュアスケート・スケートアメリカ」(23日、ラスベガス)

 ペアのフリーが行われ、SP3位だった三浦璃来(19)、木原龍一(29)組=木下グループ=が、フリー135・57点、合計208・20点でともに自己ベストを記録し、2位に入った。ペアとして日本勢のGPシリーズ表彰台は2011年NHK杯2位の高橋成美、マーヴィン・トラン組以来、10年ぶり、日本人同士のペアとしては史上初の表彰台となった。

 中盤のスロージャンプで三浦が転倒し、リンク壁と激突する場面もあったが、その後は見事なリカバリー。「キツかったけど、最後まで諦めずにできた」(木原)と、フィニッシュまで息の合った演技で、観衆を魅了した。得点を見届けると、ガッツポーズ。取材エリアで2位だったことを聞き、三浦は「えっ!えっ!知らなかった」と驚き、「信じられないです」と、昨季の世界選手権銅メダルペアのボイコバ、コズロフスキー組(ロシア)をも上回った結果に、目を丸くした。

 「まだまだ名を売り足りない。まだちょっとセール(値下げ)はしないです。何%引きじゃなく、もっともっと売っていきたい」と話していた9歳差の年の差ペア“りくりゅう”が世界に名を轟かせた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス