競泳・松元克央 24年パリ五輪へ「エンジョイカツオ」で鈴木コーチと再び挑む
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「競泳・日本短水路選手権」(16日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートル自由形決勝は、東京五輪代表の松元克央(24)=セントラルスポーツ=が1分42秒33で優勝した。予選は1分45秒04の2位通過。決勝では大幅にタイムを上げた。
金メダルを誓って挑んだ今夏の東京五輪では、まさかの予選敗退。「結局、五輪のことについて考えると、マイナスしか出てこないので。あまり考えないようにしていた」という。それでも「反省はしました」と松元。鈴木陽二コーチ(71)との話し合いでは「お前がやるなら俺もやると、即答してくれた。僕には鈴木先生が必要」。師弟関係は変わらず3年後の24年パリ五輪へと向かうつもりだ。
「(金メダルを)とりたい気持ちは本当にあって、それに向かって取り組んでいたけれど、考えすぎも良くないかなと思う。水泳を楽しむことがしたい。エンジョイカツオでお願いします」と前向きに、笑顔で話した。