引退の荒木絵里香「想像を超えるくらい幸せな競技人生」今後は「娘との時間を大事に」

 引退報告会に出席した荒木絵里香=ZOOMから
 引退会見で、トヨタ車体の藪田美穂子(右)から花束を受け取る荒木絵里香
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 バレーボール女子で東京五輪代表の主将を務め、現役引退を発表している荒木絵里香(37)=トヨタ車体=が5日、名古屋市内で引退報告会を行った。26年間の競技生活ではママとアスリートを両立させ、「想像を超えるくらい幸せな競技人生を歩ませてもらえた」と充実感いっぱいの表情で振り返った。

 長年、日本女子バレー界を引っ張ってきた荒木がついにユニホームを脱ぐ。「想像を超えるくらい幸せなバレーボール競技人生を歩ませてもらえた」。充実感いっぱいの表情で引退を報告した。

 元々20年東京五輪を区切りに引退を考えていたが、五輪1年延期に伴い競技人生も1年延長。これまでママとアスリートを両立させてきたが、ここからは「娘と過ごす時間を大事にしたい」と、7歳になった長女への思いもあって決断に至ったと明かした。

 この日は髪をばっさり切ったショートボブ姿で登場。「選手ではできない最もうざい髪形をしたいと考えていた」と笑顔で話し、おしゃれを楽しむなどすでに引退ライフを満喫している様子だった。

 今後は、トヨタ車体のチームコーディネーターとしてバレーボールに携わり、大学院進学も視野に入れている。また、ママさんアスリートとして活躍してきた経験を生かして「女性の社会参画に貢献できるよう頑張っていきたい」。26年間の競技生活に別れを告げ、新たな道へと出発する。

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