逸ノ城が日本国籍を取得 14年新入幕でいきなり13勝の“モンゴルの怪物”

 大相撲の小結逸ノ城(28)=モンゴル出身、本名アルタンホヤグ・イチンノロブ、湊部屋=が29日、日本国籍を取得した。同日付の官報で告示された。年寄株を取得するためには日本国籍を取得する必要がある。モンゴル出身では同国初の師匠となった友綱親方(元関脇旭天鵬)らがいる。横綱白鵬、横綱照ノ富士も取得している。

 逸ノ城は2010年に来日し、鳥取城北高に相撲留学。14年秋場所で新入幕し、いきなり13勝。200キロを超える巨漢でモンゴルの怪物と呼ばれた。秋場所は13場所ぶり三役に復帰し勝ち越した。

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