「フィギュアスケート・中部選手権」（２５日、邦和スポーツランド）

　女子ショートプログラム（ＳＰ）が行われ、今季からシニアに転向した昨季全日本ジュニア女王の松生理乃（１６）＝中京大中京高＝が６９・４８点で首位発進を決めた。

　後半の３回転ルッツ－３回転トーループの連続技も含め全ジャンプに成功。ＳＰに選んだエディット・ピアフ「恋は何のために」の旋律とともに、軽やかに舞い「６９点は自分の中でいい点数。とりあえずホッとして、満足していいのかな」と、うなずいた。

　昨年末の全日本で４位。２２年北京五輪の代表候補の一人として挑むシーズンだ。今季フリーでは、トリプルアクセルにも挑戦中。２６日のフリーに向け「アクセル入れた上で大きなミスなく演技したい。期待と応援を力に変えて、大舞台を目指せれば」と意気込んだ。