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照ノ富士 優勝に王手 史上9人目新横綱Vへ 貴景勝を豪快上手投げ

 「大相撲秋場所・14日目」(25日、両国国技館)

 新横綱照ノ富士は大関貴景勝を上手投げで下し、単独トップをキープする12勝目(2敗)を挙げた。優勝は2人に絞られ、千秋楽、照ノ富士が大関正代に勝てば史上9人目の新横綱V。妙義龍が関脇明生に敗れても決まる。妙義龍が勝ち、照ノ富士が負けた場合、決定戦に持ち込まれる。

 照ノ富士が新横綱での賜杯に王手をかけた。今場所一番のヤマ場となった貴景勝との一番で、立ち合いは互角。中に入ってきた相手に対し、左上手をがっちり引いてつかまえると、落ち着いて動きを見ながら上手投げ。難敵を転がし、その勢いで行事の式守伊之助まで土俵下にぶっ飛ばす豪快な相撲で勝ち名乗りを受けた。

 星の差1つでぴたりと追走してきた妙義龍が土俵下でじっと見つめる中、重圧を吹き飛ばして単独トップの2敗を死守。見守った八角理事長(元横綱北勝海)は「上手を引いてからも慌てず、強引に出ていかなかった。成長している」と目を細め、「やっぱり集中しているということでしょう」と評価した。

 3敗だった平幕の遠藤、阿武咲がこの日敗れたため、優勝争いは妙義龍との2人に絞られた。照ノ富士は千秋楽の本割で勝てば、2場所ぶり5度目の制覇が決まる。さらに、新横綱場所での優勝となれば、17年春場所の稀勢の里以来、史上9人目の快挙だ。

 結びを制した後は3日連続でリモート取材を受けずに場所を後にしたが、それだけ集中力が高まっている様子。新横綱の記念すべき場所で、最後まで土俵の主役の座は渡さない。

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