虎党力士・朝阪神、2連敗で3勝3敗 佐藤輝にエール「優勝と新人王を」

 鬨王を追い詰めるも送り倒しで敗れ、悔しさをにじませる朝阪神(撮影・伊藤笙子)
 鬨王(右)に送り倒しで敗れた朝阪神(撮影・伊藤笙子)
 鬨王(手前)を土俵際まで追い詰めるも敗れた朝阪神(撮影・伊藤笙子)
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 「大相撲秋場所・12日目」(23日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする序二段の朝阪神(21)=高砂=が3勝1敗から2連敗で星が五分になった。鬨王(伊勢ノ海)相手に押して出たが土俵際の詰めが甘く逆転負け。「詰めの部分。ダメですね。嫌になりますね」と、またも課題の土俵際で足が出ず、悔しがった。

 夏場所、初めて三段目に昇進したが3勝4敗と勝ち越しならず、1場所で序二段に逆戻り。先場所も3勝止まり。今場所3敗目で来場所の三段目復帰も難しくなった。「最後の一番、何とか勝って勝ち越したい」と気持ちを入れ替えた。

 大阪府泉大津市出身で幼少期よりプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所、朝塩本から改名した。阪神タイガースは前日、首位を陥落し、優勝争いもし烈。この日黄金新人・佐藤輝明外野手が1軍復帰した。「ずっと出てもらって、打って、優勝と新人王を獲ってほしい」と起爆剤に期待した。

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