新横綱の照ノ富士に師匠がV指令「頑張らないと」初日は逸ノ城と対戦

 「大相撲秋場所」(12日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は10日、取組編成会議を行い、初日、2日目の取組を決めた。新横綱の照ノ富士(29)=伊勢ケ浜=は初日、小結逸ノ城(湊)、2日目に東前頭筆頭の豊昇龍(立浪)を迎える。

 取組編成を担う審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)が会議後に電話取材に対応。横綱白鵬は部屋で新型コロナ感染者が出た影響により全休。いきなり一人横綱となる弟子の照ノ富士に関し「初めての横綱の場所で、いろんな思いがあるだろうけど優勝を目指して頑張らないといけない」とハッパ。2017年春場所、稀勢の里以来、昭和以降7人目の新横綱Vを指令した。

 一人横綱の重圧、横綱土俵入りなど雰囲気も違う。「普段とは違うことをしながら相撲を取っていく。ただ、みんな一日一番。そこはあまり考える必要はない」と信頼した。

 大関陣はV争いがノルマ。4回目のかど番となる貴景勝(常盤山)に対し「けがをしないように基本に沿った相撲を」とエール。正代(時津風)には「大関に上がった頃の相撲を思い出して」と復調を期待した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス