「フィギュアスケート・フレンズ・オン・アイス」（２６日、コーセー新横浜スケートセンター）

　２７日の開演を前に、アイスショーのリハーサルが報道陣に公開された。ショーをプロデュースする荒川静香さん（３９）は、コロナ禍の中、２年ぶりの開催を迎えたことに「健康に、けがなく３日間滑りきることを目標にやれれば」と話した。

　五輪シーズンを迎える現役スケーターには「成長の場にもなればいいと思っている」と荒川さん。コロナ禍のため「これまでの五輪シーズンとは全く違った挑み方になるシーズン」とし「最善を尽くすのがベストだと思うので、今の状況と常に向き合いながら、難しいことよりも、今のこの状況に利点を見つけることを、できるだけたくさんして頑張ってほしい。チャンスや希望へ向けて最善を尽くすことで、後悔ないシーズンにつながると思う」と思いやった。

　自身は優雅なスケーティングで魅了。イナバウアーも披露するなど、滑らかなスケーティングは健在だった。