フィギュアスケート女子で１８年平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ（ロシア）が２５日、今季の競技復帰を見送ることを発表した。ロシアメディアによると、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルの「ＦＡＭＥＴＩＭＥ　ＴＶ」でのインタビューで「私には五輪選考に参加する資格がない。今季は確実に出ない」と明言した。

　メドベージェワは昨季、新型コロナウイルスへの感染もあり、ほとんどの大会に出場できず。「体重が大きく減って、筋肉を失った」という。今後については「様子を見ていく。なにか宣言をする予定はない」と、引退については言及しなかった。

　同じく競技から離れている平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワとともに、ロシアフィギュアスケート連盟の今季の強化選手からは外れており、２２年北京五輪代表入りは事実上消滅していた。