池江の親友・樋口新葉 東京五輪をテレビ観戦し「心の底から自分も出たい」
「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(11日、滋賀県立アイスアリーナ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、樋口新葉(明大)は62・40点だった。
冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めるなど、大きなミスなく演技を終えた。演技後は「今日のショートは今の気持ちというか、今シーズンやスケートへの気持ちがすごく出せるスケートができて楽しかった」とうなずいた。
東京五輪には親友の池江璃花子(ルネサンス)が出場した。樋口は「自分の友人だけではなく、色んな日本人選手が活躍した。それをずっとテレビで見た。感動した」と話し、「そういうものを自分も誰かに与えたいと思いましたし、すごくオリンピックが身近に感じられた。本当に心の底から自分も出たいと思いました」と、22年北京五輪出場を見据えた。