原田海「勇気与える登りを」コロナ禍五輪へ健闘期す 勝負の鍵はボルダリング
スポーツクライミングで東京五輪男子代表の原田海(22)=日新火災=が9日、オンラインで記者会見し「こういう時期ですし、一生懸命やっているのを見て、勇気をもらっていただけたら一番いい」と新型コロナウイルス禍で開催される舞台での健闘を期した。
6月にインスブルックで行われたW杯にはリードとボルダリングの2試合に臨み、指の故障の影響もあってともに準決勝で敗退した。リードの登り込み不足などを課題に挙げ「悔しいのはもちろんだが、五輪に向け、ポジティブにトレーニングしたい気持ちになれた」と前向きに捉えた。
五輪で実施される複合の3種目のうち、2018年の世界選手権を制した得意のボルダリングが勝負の鍵を握るといい「自分のできることをやることしか考えていない」と強調した。





