ラグビー日本代表 堂々初キャップ フィフィタ&斎藤「楽しめた」

 「ラグビー・リポビタンDツアー、日本代表10-28全英・アイルランド代表ライオンズ」(26日、エディンバラ)

 日本代表は2019年10月20日のW杯南アフリカ戦以来、615日ぶりの対外試合で全英・アイルランド代表ライオンズに敗れた。先発したWTBシオサイア・フィフィタ(近鉄)、途中出場のSH斎藤直人(サントリー)、プロップのクレイグ・ミラー(パナソニック)、フランカーのジャック・コーネルセン(パナソニック)は初キャップとなった。

 特に今季、1年目で22歳のフィフィタと2年目の斎藤は堂々のプレーだった。

 先発したフィフィタはミスもあったが、強みであるフィジカルで欧州トッププレーヤーがそろうライオンズ相手にも引けを取ることはなかった。「デビュー戦でこのような試合に出場できたこと、このジャージーを着られることに感謝。このジャージーにプライドを持って80分間、体を張りました」と力強いボールキャリーを見せるなど奮闘。ただ、「フィジカルのところは何回かいいプレーがあったけど、もっともっといけたのではないかな」と満足はしていない。

 斎藤もスクラムハーフに入り、テンポのいいボールさばきを見せて後半の追い上げに貢献。「試合前から興奮していたが、会場に着いてからその興奮がさらに高まって試合は楽しめたと思います」と振り返った。

 同じバックスのラファエレ・ティモシー(神戸製鋼)も「2人ともすごくいいプレーをしてくれた」と絶賛。将来ジャパンの中核を担う逸材たちが上々のデビューとなった。

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