元関脇の勢「全うできた16年」 引退会見で達成感にじむ

 大相撲の元関脇、勢で21日に引退した春日山親方(34)=本名東口翔太、大阪府出身、伊勢ノ海部屋=が25日、オンラインで記者会見し「よくここまで諦めず、腐らずに貫いてやってこられたと思う。本当に全うできた16年でした」と達成感をにじませた。

 05年春場所で初土俵を踏み、190センチ超の長身を生かした取り口で活躍。金星5個、敢闘賞4度の実績に加え、左手骨折で今年の初場所千秋楽を休場するまでは一度も休むことなく土俵に上がり続けた丈夫さも売りだった。

 思い出には、ご当所だった17年春場所で横綱白鵬から金星を獲得した一番を挙げ「あの歓声は忘れられない」と述懐した。

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