福島千里、4度目五輪絶望的「申し訳ない気持ち」進退については明言避ける

 「陸上・日本選手権」(24日、ヤンマースタジアム長居)

 女子100メートル予選が行われ、11秒21の日本記録を持つ福島千里(32)=セイコー=が4組を12秒01(追い風0・8メートル)の5着で敗退し、東京五輪出場が絶望的となった。「1日もたたずに日本選手権が終わる失態をおかした。申し訳ない気持ちで一杯」と肩を落とした。

 08年北京五輪から3大会連続の五輪出場を成し遂げたレジェンドが、4度目の五輪出場のチャンスを逃した。近年は両足のアキレス腱痛に苦しみ、低迷。五輪選考会を兼ねた日本選手権も直前まで申込資格記録を突破できずにいた。6日の布勢スプリント(鳥取)で何とか日本選手権参加への臨みをつなぎ、「首の皮一枚つながった」と話していた。それだけに「スタートラインに戻れたことは感謝しかない」とも話した。

 現在32歳。進退についての明言は避けた。日本選手権は3年ぶりの出場。過去に100メートルと200メートルでともに8度の優勝を飾っている。

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