ハンドボール 五輪代表14人を発表 キルケリー監督「強いチームができた」
日本ハンドボール協会は23日、都内で会見を行い、東京五輪に臨む女子日本代表「おりひめジャパン」の14人を発表した。女子は開催国枠で、1976年モントリオール大会以来、11大会ぶりの五輪出場となる。
14人の内定選手を発表し、ウルリック・キルケリー監督(49)は「強いチームができたと思っている。大変満足している」と笑顔で語った。コロナ禍で約1年半、海外勢と試合ができていなかったが、先月12日から今月8日まで欧州遠征を敢行。欧州強豪で監督を兼任するオーデンセとの合同練習をするなどし、「できる限り最大限の準備ができた。東京五輪に向けていいチーム作りができている」と自信を見せた。
主将を務める原希美(三重バイオレットアイリス)は日本協会を通じて「正式に代表内定して身の引き締まる思いです」とコメント。「5年間の集大成全てをぶつけて、オリンピックの舞台を楽しみたい。東京オリンピックの舞台で、最高のパフォーマンスをお見せできるよう、残り30日ほどですが、しっかりと準備して行きます」と意気込んだ。
代表選手は以下の通り。
3角南果帆(ソニーセミコンダクタ)
4角南唯(北国銀行)
5塩田沙代(北国銀行)
12板野陽(イズミメイプルレッズ)
18田辺夕貴(北国銀行)
21池原綾香(デンマーク・オーデンセ)
24原希美(三重バイオレットアイリス)
25大山真奈(北国銀行)
27佐々木春乃(北国銀行)
28永田しおり(オムロン)
30亀谷さくら(フランス・ブサンソン)
34近藤万春(イズミメイプルレッズ)
40藤井紫緒(大阪ラヴィッツ)
81石立真悠子(三重バイオレットアイリス)
(数字は背番号、()内は所属)