バスケットボール女子Ｗリーグが２１日、都内で新体制発表会見を行った。新会長に就任した映画監督の河瀬直美氏は「こんなにステキな輝くべき選手をみんなに紹介したい。『人生の金メダリスト』がＷリーグから育成されていくことを願う」と所信表明した。

　河瀬新会長は奈良県代表として国体出場経験を持つ競技経験者。冗談交じりで「皆さんに承認していただければ、Ｗリーグを盛り上げるような映像を監督してもいいですか」と口にするなど、リーグをＰＲすべく自らカメラを回す構えだ。

　会見には女優の土屋太鳳が花束を持って駆けつけた。中学まで「バスケに全力を懸けていた、背番号１０番、スモールフォワード」という土屋は「身長が小さいけど、だからこそできる戦い方、個性を生かせる方法があるとバスケに教えてもらった」とあいさつした。

　東京五輪公式映画監督を務めるなど、国内外で高い知名度を誇る河瀬新会長。リーグも「世界最高峰の女子リーグ」を目指すと掲げた。