桃田賢斗の五輪金「チャンスある」朴HC期待 代表10人が初五輪、緊張感の扱い鍵に

 日本バドミントン協会は21日、東京五輪代表選手の決定を受けて、オンライン会見を行った。日本代表の朴柱奉ヘッドコーチ(HC)は、男子シングルスで世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)について、「五輪は初めてだけど、大きな大会の優勝経験がある。金メダルのチャンスがある」と期待した。

 桃田は16年リオ五輪出場を違法賭博問題で逃した。20年1月には遠征先で交通事故に遭うなど苦難続きだが、朴HCは「レベルアップしている」と太鼓判を押す。21年3月の全英オープンは準々決勝で敗退も、「全然問題ない。(国際大会は)1年以上のブランクでのプレッシャーがあっても70%はできていた」と評価。「本人もネガティブじゃなくて、4月からの合宿でも本当に頑張っている」と状態はいいという。

 バドミントン日本代表は13人中10人が初五輪となる。朴HCは「五輪は絶対にプレッシャーがある。どこまでコントロールできるか」と、緊張感の扱いが鍵とした。

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