Rホンダが30年ぶり3連勝!残り2周で大逆転劇 フェルスタッペンは今季3勝目

 「F1フランスGP・決勝」(20日、ポール・リカール・サーキット)

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3勝目、通算13勝目を挙げた。ホンダは1991年以来の3連勝。同僚のセルヒオ・ペレス(メキシコ)が3位に入り、レッドブルは今季初のダブル表彰台となった。アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリー(フランス)が7位、角田裕毅は13位だった。

 52周目、フェルスタッペンがトップを走るハミルトンを捉えた。残り2周を切ってからの大逆転劇。レースを制し「最後は楽しんだ」と誇った。

 戦略の勝利だった。先頭だった32周目の終わりに2度目のピットイン。4番手でコースに復帰し、トップのハミルトンとの差は19秒ほど。グリップ力のある新品のタイヤに交換し、猛烈に追い上げた。ピットイン1回の戦略で、タイヤが劣化しペースが落ちてきたライバルを追い抜いた。

 今季3度目の優勝でドライバー部門の総合首位をキープ。「残りのシーズンも、このような状態が続く」と先を見据えた。

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