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開催の使者 IOCコーツ副会長とは…「スポーツ政治のグランドマスター」の異名も

 東京五輪を管轄する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(71)が15日に来日し、大会開催に向けた準備は最終段階に入る。コーツ氏は先月21日の調整会議で緊急事態宣言下での五輪開催について「答えはイエスだ。我々が示している対策を実行すれば、安全安心な開催はできる。これは緊急事態宣言下であってもなくてもだ」と発言し、国内世論の反発を招いた人物。来日後は他の五輪関係者と同じく3日間の隔離、11日間の行動規制が課せられることになるが、その動向に注目が集まる。

 コーツ氏は豪州出身で元ボート選手の弁護士。00年シドニー五輪の組織委員会副会長を務め、2001年にIOCメンバー入りを果たした。現在はIOC副会長で、豪州オリンピック委員会の会長も務める。先日、ブリスベンに一本化された32年の夏季五輪招致にも主導的な役割を担い、豪ABC(電子版)は「豪州スポーツ界において、最も影響力のある人物として、世界で認められており、権力を行使して政治を行う方法を理解している。政治がチェスゲームだったとしたら、コーツはそのグランドマスターだ」と、その敏腕ぶりを評する。

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